自社デリバリーならではの
配達クオリティを目指した取り組みとは

くら寿司様とエニキャリは、くら寿司 公式アプリ※1のデリバリーサービス「どこでも くら寿司」を協力して構築し、2021年12月より提供開始しています。

くら寿司 公式アプリは、スマホでテーブル予約やお持ち帰り予約などができる人気のサービスです。ご利用のお客様にとって利便性の高いサービスとなることを目指して、新サービスのデリバリー機能が追加されました。本サービスは、くら寿司 公式アプリ「どこでも くら寿司」からエニキャリの配達管理システムに連動される仕組みで、注文受付からお届け代行までをシームレスに完結します。店舗では注文情報に基づき商品準備をするだけで、配達状況の把握も簡単なため、煩雑な店内業務は発生しません。また、くら寿司様で注文情報の管理が可能なため、今後はデータを活用した効果的なデジタルマーケティング活動も期待されます。

※1くら寿司 公式アプリは、株式会社EPARKグルメが提供する「EPARKグルメ」を利用したアプリです。

今回お話を伺ったのは…

橋本 大介(はしもと だいすけ)様

くら寿司株式会社
テクノロジー開発部

マネージャー

橋本 大介(はしもと だいすけ)様

高い利便性と配達クオリティでのサービス展開を実現

-自社デリバリー(くら寿司公式アプリを活用したデリバリー)を検討したわけ

橋本様:コロナ禍で様々なデリバリーサービスが広がりましたが、ほとんどの消費者が自宅までの配送だと決め込んでサービスを利用されていると感じていました。サービス多様化の中で、駅や公園など「どこでも受け取れる」をコンセプトにして、お客様に高い利便性を感じていただけるサービスを展開したいと考えました。

-エニキャリを選んだポイント

橋本様:前述のようなサービスを展開していく上で、様々な配達先に柔軟に対応していただけること、配送における品質(デリバリースタッフ)が高いことが要件になりましたが、エニキャリ様はどちらにもしっかりと応えていただけそうということで、選定させていただきました。

-本取り組みによる効果や成果

橋本様:協業で自社デリバリーを開始するにあたり、細部にわたるすり合わせを繰り返しました。エニキャリ様のナレッジを基に、配達クオリティ担保のためのデリバリーに適した容器やそのバリエーションの決定などには特に多くの時間をかけました。その結果、ほぼトラブルなくお客様にお届けができていると感じております。路面凍結といった危険な状況を除き、前向きにできる限りの配送便を手配いただける企業姿勢もありがたいです。

広告の投資対効果は大手サービスと近しいレベル

橋本様:膨大な広告費をかけて日本中に宣伝されている大手フードデリバリーサービスに対して、自社デリバリーは、自社の限られた予算の中で広告運営を行っております。しかしながら広告の投資対効果でいうと大手サービスと近しいレベルなのではないかと感じています。

デリバリーはイートイン以外での収益の柱であり、お客様の選択肢の1つ。お客様の利便性向上に向けて、一緒に対応エリアを拡大したい。

-くら寿司様におけるデリバリーの位置づけ

橋本様:新型コロナウイルスの影響はしばらく収まる気配が見えないことと、今後も同様の影響は考慮すべき必要があると考えておりますので、イートイン以外での収益の柱とお客様の選択肢の1つとして、デリバリーがあると認識しております。

-自社デリバリーの今後の展望

橋本様:お客様の利便性向上に向けて、大手フードデリバリーサービス並みに対応エリアを拡大して、1つの柱としていけるように育てていきたいと考えております。
エニキャリ様と一緒にエリア拡大を推進し、デリバリーサービスだけにとどまらず、お互いが協業できる範囲を探していきたいと考えております。

-エニキャリへの応援メッセージ

橋本様:待ちではなく、提案をしっかりとしてくださる企業姿勢の会社だと感じております。ラストワンマイルのプラットフォームは、消費者の方々と直接繋がる我々の業態ではなくてはならない存在ですので、今後も一緒に進化していくことができれば幸いです。

※記載内容は取材当時のものです。

企業情報

くら寿司株式会社様

名称:くら寿司株式会社
事業内容:回転寿司チェーン[無添くら寿司]の経営
従業員数:正社員 2,185名 ※2021年10月末現在
URL:https://www.kurasushi.co.jp/company/

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