国内最大規模!
東京ドーム内の観戦席へ飲食を届ける
観戦体験向上サービス
株式会社東京ドームとエニキャリは協同して、東京ドーム内の対象シート(観戦席)に飲食を届けるデリバリーサービスを2022年3月より運営しています。
お客様(観客)はシートに設置された専用タブレットで注文し、エニキャリスタッフが場内の飲食店から対象シートまでお届けします。本サービスは観戦体験向上を目的としており、お客様は観戦中に座席を離れたり、飲食店の列に並んだりする必要がなくなり、ファインプレーなどの見逃しを避け、いつでもグラウンドの選手たちに集中できます。
プロ野球公式戦におけるスタンド内の観戦席までお届けするデリバリーサービスで、複数店舗を対象とした取り組みとしては国内最大規模となります(自社調べ、実証実験等は除く)。
部署名・役職は取材当時のものです。
今回お話を伺ったのは…
-
株式会社東京ドーム
東京ドーム部 チケット販売グループグループ長
前田 仁三郎様
-観戦席デリバリーを始めた背景
高額席種の特典である『飲食のデリバリーサービス』は、野球観戦しながらも座席に備え付けのタブレット端末で飲食の注文ができ、売店の待ち列に並ばずに購入できることで、接待でご来場されるお客様には好評を得ており、ウェイティングができるほど人気の席種となってました。2022年にスタジアムの大幅なリニューアルを行い、特典の対象座席を2倍以上の525席に増やし、対象店舗を昨シーズンまでの1店舗から、今シーズンは場内22店舗、場外2店舗(場外店舗は一部席種のみ)の計24店舗から選べることで魅力をアップさせ、更なる付加価値向上を図りました。
-観戦席デリバリーについてエニキャリとの協業を検討されたきっかけ
エニキャリ様が、弊社「東京ドームシティ デリバリー」を運営されており、スタジアム内でのデリバリーサービスにも、そのノウハウを活用させていただきたいと考えました。
-エニキャリをお選びいただいたポイント
弊社が選んだというより、初めにご相談させていただいた時には、無理難題に断られるんじゃないかと思いましたが、逆に前向きなご提案をいただいたのには驚きました。スタジアム内のデリバリーサービスという未知の領域に対して、柔軟かつ、真摯に取り組んでいただき、このプロジェクトが実現できたのはエニキャリ様以外では難しかったのではないかと感じています。
-観戦席デリバリーの成果や効果
場内店舗の売上が伸びただけでなく、お陰様で飲食デリバリーサービスの特典が付く席種はほぼ完売となりました。
-社内外の反響
主催者である読売新聞社様からも好評価を頂戴しております。
-本観戦席デリバリーはじめ野球観戦時の観客へのサービスに関する今後の展望
まずは、お客様が注文されてからお座席まで届ける提供時間を1分でも1秒でも、更に短縮することを目標にしたいと思います。将来的には飲食店舗だけでなく、東京ドームシティ内の物販店舗からも注文ができ、例えば、お誕生日のお客様にはサプライズケーキを座席まで届ける等、思い出に残る野球観戦の体験価値を提供したいと考えてます。
引き続き「質の高い安心安全」なサービス提供を期待
-今後エニキャリに期待すること
場内で働く皆様も、場内演出の一部と考えてます。試合展開によっては、厳しい職場に
なるかと思いますが、「質の高い安心安全」なサービスのご提供を引き続きお願いします。
-エニキャリへの応援メッセージ
新型コロナウイルスの拡大に伴い発展したデリバリー業界ですが、様々な可能性を秘めたビジネスかと思います。エニキャリ様の柔軟なフットワークがあれば、弊社のように、様々な企業の夢や理想の実現に大きな力になると確信しております。お店とお客様を繋ぐラストワンマイルに込めたエニキャリ様の思いが、全てのお客様、お取引様に届くことを祈念いたします。
※記載内容は取材当時のものです。
企業情報
-
名称:株式会社東京ドーム
事業内容:東京ドームを中心に、東京ドームシティ アトラクションズ、後楽園ホール、東京ドームホテル、LaQua、MEETS PORT等、多彩な機能を備えた総合レジャー事業を展開。
従業員数:852名(2022年4月1日現在)
株式会社東京ドーム コーポレートサイト:https://www.tokyo-dome.jp/
東京ドームシティ 公式サイト:https://www.tokyo-dome.co.jp/